コーポレートサイトとは何かコーポレートサイトとは「企業サイト」とも呼ばれており、会社の存在・取扱い商品・サービス等を案内するホームページのことを指します。昔は紙の会社案内がありましたが、今やほとんどの方がパソコン・スマートフォンで企業情報等を調べるため、企業にとっては必用不可欠なものとなりました。コーポレートサイトを持つ目的①存在を知らせる第一にコーポレートサイト(企業サイト)を持つ目的は、会社の存在を知らせるということにあります。電話をしてきた会社、訪問に来た会社のことを詳しく知ろうとした方が、インターネットで調べてみるとコーポレートサイトを持っていなかったとなれば「実在する会社なのだろうか」と疑う方も多数います。実際、弊社にホームページをご依頼いただくお客様の中には「これまで人的に営業活動を行ってきたけれど、やはり今はホームページがないと怪しいと思われるようで…」とおっしゃるケースも多く見られます。②会社を案内する企業サイトでは存在を知らせるだけではなく、事業内容や経営理念、競合他社と比べた際の優位性等を伝えることができます。ホームページは人に変わって会社を案内するものと思ってもらうといいでしょう。例えば、自分の店が八百屋で、隣の八百屋よりの自分の店のほうが安くて新鮮であれば、お客さんに伝えたほうが売れる可能性は高くなりますよね。また、安くて新鮮な野菜を提供できる理由があれば、その点についてもお客さんに伝えたほうが説得力があります。店先に野菜を並べてお客さんが買うのをただ待つという姿勢で、企業活動として問題がないならホームページは必用がないということになります。が、情報化社会において、実際は多くの会社がホームページを持ち、常に「自社の商品・サービスの良さ」「それがお客様にとってどんなメリットになるか」「他社と比べて何が違うか」といったことを伝えていますので、ホームページを持たず、何も伝えなければ、せっかく良い商品・サービスを持っていても損をすることになりかねません。③さまざまなサイトに誘導するこの先、少し難しい話になるかもしれませんが、昨今のホームページ(サイト)の在り方についてご説明します。今、多くの企業では、コーポレートサイト(企業サイト)のほかに、下記のようなホームページをお持ちです。・採用募集を行うリクルートサイト・特定のサービスを知ってもらうサービスサイト・特定の商品を知ってもらう商品サイト・商品を売るECサイト・株主や投資家に対して財務情報や経営方針を伝えるIRサイトなぜひとつのホームページではなく、別々のホームページが必要かというと、ホームページに訪れるお客様が違えば、伝え方が変わる、伝える情報が変わるからです。ここでひとつ例をあげます。あなたが商談のために取引先の会社に訪問したとしましょう。そして、会社に入った途端、商品の売り込みをされたり、人材募集の情報を提供されたりしたら、どう感じますか?自分が訪問した目的な商談だけなので、商品の売り込みや人材募集は別の場所でしてほしいと思いませんか?要は、コーポレートサイト(企業サイト)は会社と同様です。訪れた人(ユーザー)に対し、まんべんなく情報は伝えるものの、その先の詳しい情報は別の場所(各サイト)で提供しますということを伝え、誘導するものとなります。コーポレートサイトの構成コーポレートサイト(企業サイト)はケースによって異なりますが、下記のような構成になることが多くあります。・TOPページ/どんな会社かを伝えるページ。各ページやホームページへ誘導も行う・会社について/会社の特徴等。優位性を伝える・事業について/どんなサービスや商品を提供しているかといった詳細を伝える・会社概要/代表挨拶や沿革・事業内容等の基本情報を伝える・お知らせ一覧/お知らせの記事をまとめて提供する・お問合せ/ユーザーが質問・注文・予約等ができるようにする前述したように、売りたい商品やサービスで伝えるべきことが多い場合、求人募集をしている場合は、別にホームページを設けます。コーポレートサイトの改修弊社のお客様の中にも、コーポレートサイトは既に持っているけれど、新しく作り直したいという方が多く見られます。ではなぜリニューアルをする必要があるのでしょうか。よくある理由をいくつかあげてみます。①パソコンでしか正しく見られない昨今のコーポレートサイト(企業サイト)は、パソコンやスマートフォン等に対応するように作ります。が、一昔前に制作されたコーポレートサイト(企業サイト)は、スマートフォンに対応していません。スマートフォンの小さな画面に、パソコン用の大きなサイトが表示されます。現代では、ホームページを見る人の8割がスマートフォンともいわれますので、パソコン・スマートフォンのどちらでも見られるサイトにしたほうがいいでしょう。②テキストや画像の情報が古い弊社にホームページのリニューアルをご依頼されるお客様の中には「ホームページを作ったが、その後、更新しておらず、社屋やスタッフの画像が古い」「サービスや会社概要の内容が変わっているのに変えていない」といった声もあります。「ホームページは最新の情報が記されているもの」という捉える方が増加していますので、情報が古い場合はデザインを含めてリニューアルされるほうがよいでしょう。③手動で情報を書き換えたい昨今のコーポレートサイト(企業サイト)には、会社が手元のパソコンで情報を書き換えられるCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)が導入されています。よく聞く「WordPress」もCMSのひとつです。ホームページのすべての情報を書き換えるケースはほぼありませんが、お知らせ、サービス実績等は、制作会社に依頼せずともお客様が書き換えられたほうがスピーディーで、結果的にコスト削減にもつながりますまとめホームページは「どのようなお客様がどのような方々に対して何を見せていきたいか」という企画が非常に重要です。企画によってデザインやテキストの内容、画像の見せ方等も変わります。「ホームページを作りたい」「ホームページのリニューアルをしたい」といった場合は、ぜひプロジエにご相談下さい。